“「正義の反対は悪じゃない、別の正義だ」を、授業より先に知った”

体験談

ペイン編を見たのは高校1年のころだった。ペインが里を壊滅させて、ナルトが戦いに向かう。そこまでは「強い敵」という認識だったのに、ペインとナルトの対話が始まった瞬間、空気が変わった。 「痛みを知らない者に平和は作れない」というペインの言葉に、返す言葉が出なかった。悪役の台詞なのに、間違っているとは言えなかった。ナルトも言い負かすのではなく、正面から受け止めて答えていく。あの対話は、授業で習う倫理の話よりずっと本質的なことを言っている気がした。 それから物事を「正義か悪か」で考えなくなった。誰もが自分なりの理由を持っている。ペインを通じてそれを学んだ。NARUTOは哲学書だと思っている。

特に好きなシーン・セリフ

ナルトがペインを許すと言ったとき。あそこで長門が涙を流す意味を、今でも考え続けている。憎しみを連鎖させない選択を、17歳の少年がするということの重さ。

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